ネットニュースなどで「イマ活」という言葉をよく見かけるようになりました。
将来に備えるだけでなく、“いま”の自分を楽しむ活動として、シニア世代を中心に広がっている考え方です。
でも、ミドル世代だって「イマ活」を楽しんでいいはずですよね。
というわけで、これからイマ活を始めたいミドル世代の方に向けて役立つよう、いまの自分の暮らしの中から「イマ活」といえるものをピックアップしてみました。
すると、なんと6つも「イマ活」と呼べそうな取り組みが。
どれも、イマ活というトレンドワードを知る前から、おひとりミドルのわたしが「ちょうどいい」と感じながら取り入れていた習慣です。
それでは、50代の私が「いま」取り組んでいる6つのイマ活をご紹介していきます。
イマ活とは?「今」を楽しむための活動

一般的な定義としての「イマ活」とは、老後のためだけではなく、“今この瞬間”を楽しみながら充実させる活動のこと。
シニア世代を中心に広がっている考え方で、趣味、旅行、学び、健康づくり、人との交流など、“今の自分の毎日を大切にする行動”として認知されています。
わたしにとってのイマ活は「ご機嫌」がテーマ

わたしにとってのイマ活は、自分が「ご機嫌」でいられることがテーマです。
心も、体も、お金の使い方も。
無理に「なにか」をするのではなく、「いまの自分にとって心地いい」=「ご機嫌になれる」かをポイントにしています。
たとえば、お金だって、自由になる金額は決まっていますが、節約ばかりだと、ご機嫌になれません。
お手頃な価格で、お値段以上の狙っているものを探したり、抑えるところと掛けるところのバランスを考えて、ときにはご褒美と称して好きなことに気持ちよく使ったり。
50年以上生きてきたからこそ、そろそろ自分を労わりたい。
少しくらい甘やかしたっていい。
いまの自分が、「今日もなんだか、ご機嫌だわ」と思える活動。
それが、私にとっての「イマ活」です。
おひとりミドルの私が取り組むイマ活6つ

ミドル世代になると、体力や価値観、働き方にも少しずつ変化が出てきます。
だからこそ、「世間の正解」より、“いまの自分に合う心地よさ”を見つけることは、自分の内側がささやく「本音」なのかもしれません。
ここでは、わたし自身が「イマ活」として日々取り組んでいるテーマをご紹介します。
おいしい食事で自分を満たす

基本は自炊で、どちらかといえば野菜中心の和食系粗食派です。
でも、「体によさそうなものを、いかに自分好みの味にするか」を考えるのが楽しいんですよね。
白米に黒米を少し足して、彩りと栄養価にこだわる。
いつもの味噌汁を、余った食材で具沢山にしてみる。
小さな工夫でも、食事の満足度はかなり変わります。
そして月に数回の外食。
誰かが作ってくれたごはんは、それだけで「ごちそう」です。
定食屋さん、古民家カフェ、その街で人気のパン屋さんやスイーツ店を目当てにドライブすることもあります。
世代を問わず、「食」は心の満足感にも直結するテーマです。
だからといって、「ご自愛」とばかりに、お金をたくさん使うことがイマ活ではありません。
たとえば、食を楽しむための「サブテーマ」を見つけるのもおすすめ。
- おしゃれをしてアフタヌーンティーを楽しむ。
- 眺めのいいレストランでリラックスランチを堪能する。
- 誕生日祝いをホテルディナーで優雅に過ごす。
- インスタ投稿のための映えスイーツを特集する。
自炊なら、ちょっと高級な食材で、いつものおにぎりや副菜をグレードアップしながらご機嫌になるのも「あり」です。
その日の気分と体調を優先する

若い頃は、多少無理してでも頑張れるものでした。
でも今は、その日の気分や体調を優先するようになりました。
フリーランスという働き方ならではの特権でもありますが。
たとえば、早起きして出かける日もあれば、「今日は何もしない」と決める日もあります。
雨の日にゆっくりお風呂に入ったり、空を見ながらうたた寝をしたり。
これも、れっきとした「イマ活」です。
その日の気分と体調を優先するというのは、つまり、心と体を「ご機嫌」にさせていることですから。
ミドル世代は、人生の移行期。
だからこそ、「いつまでも変わらない自分のルーティン」に合わせるより、“いまの心と体”に生活を寄せていくことは年齢的に理にかなっています。
たとえどのような働き方であっても、これまでの自分の常識にしばられず、自分の「体」が求めていることに少しずつ習慣を置き換えていくことはできるのではないでしょうか。
働き方の見直しや休日の過ごし方を工夫するだけで、きっと、いまの自分にちょうどいい日常が見つかるはずですよ。
自分の体力に合った運動をする

わたしの運動は、自然の多い場所を歩くこと。
ダム周辺や里山を散歩するのが好きです。
ジムで体を追い込む筋トレや、本格的な登山はしていません。
呼吸が上がりすぎず、ケガをしにくく、ご機嫌に続けられることを優先しています。
毎日の目安は30分くらい。
週1日なら外出先で少し長めに。
もちろん、同世代でも体力や移動手段に差があります。
なので、フィットネスやヨガ、トレッキングなどでも、自分のコンディションに合っていて、“頑張れる運動”より、“続けられる運動”であればイマ活として習慣になりやすいのではないでしょうか。
ちょい旅の計画から楽しむ

わたしは「旅そのもの」もですが、ちょっとした旅を計画している時間も好きです。
まずは自然豊かな散策スポットを探して、近くの飲食店を探す。
帰り道で寄れそうなカフェを見つけて、地図を見ながらシミュレーションする。
「これ、絶対に楽しいやつ」
そんな想像をしている時間が、すでに楽しいんですよね。
最近は、ChatGPTに相談しながらプランを組むこともあります。
まるで、自分専属のツアーコンダクターがいるみたいで面白いですよ。
そうやって徹底的にイメージして、行きたい気持ちがマックスになったら実際に行きます。
これが、おひとりミドルの余暇を「ご機嫌」にするイマ活です。
「いつかやりたい」と描いていた予定は未定のことでも、「もし、やるとしたら」から始めると、いつの間にか確定されていくかもしれませんね。
自宅リスキリングで自分を磨く

わたしの場合はライターという職業柄、AI活用やWebマーケティングなどを、自宅で少しずつ学んでいます。
仕事の効率化やクオリティ向上のためでもありますが、それ以上に、「知らなかったことを知れる」のが単純に楽しくて、ご機嫌になれます。
ミドル世代のイマ活における学びは、“資格取得”だけではないはずです。
たとえば、
- 写真を学んでSNSやブログで発信する
- ハンドメイドを学んで作品を製作する
- ライティングを学んでブログ発信する
このように、“好き”や“得意”を小さくカタチにしていくことも立派なリスキリング。
今の時代は仕事でなくても、広い世界に向かって自己表現できますから、いろいろな可能性に心をはずませられるのも素敵です。
自分の強みを生かせる活動をする

わたしは、ライター経験を生かしてメディア運営をしています。
大きな挑戦というより、「これまで積み重ねてきたことを、自分サイズで生かす」といった感覚に近いかもしれません。
どのような人生を歩んできたとしても、ミドル世代は自分で思っている以上に“使える経験”をたくさん持っているものです。
仕事、家事、趣味、子育て─。
これまでの経験は、「発信」や「創作」に変えられる“資産”です。
たとえば、
- 料理が得意ならレシピブログ
- 花が好きなら季節写真のSNS
- 手芸が上手ならフリマ販売
といった感じで、身近なことから始められることも多いんですよね。
もちろん自己満足でもかまいませんし、自分以外の「誰か」を想像しながら取り組んでもイマ活らしく育つと思います。
ミドル世代の“いま”を、自分らしく楽しもう

若い頃のように、無理をして頑張り続けるのが難しくなる一方で、ミドル世代には“自分に合う心地よさ”という「本音」に気づける機会も増えてくるものです。
だからこそ、「老後のためにやっておく」だけではなく、“いまの自分が少しご機嫌になれること”にもこだわりたい。
大きな目標じゃなくてもいい。
ささやかな楽しみを、日常の中で味わっていく。
それも、ミドル世代らしいイマ活なのではないでしょうか。


