資格取得だけじゃないリスキリング|暮らしを楽しむ学び直し7つ

パソコンの上に置かれたメガネと花 ととのう暮らし

リスキリングは、昇給や昇格、転職などを有利にするための実践として一般的に認識されています。

もちろん、自己実現や将来ビジョンの達成に向けた有意義な取り組みです。

ただ、今回ご提案するのは、もっと日常に溶け込んだ、暮らしを楽しむためのリスキリングです。

いつもの暮らしを、ちょっとした「学び」で自分らしくアップデートしていく。

そんな、暮らしの中での学び直しについて紹介していきます。

リスキリングとは?

リスキリングの本来の定義は、知識や技術の新たな取得。

個人が興味や関心に応じて主体的に学ぶというより、生産性向上を目的にした会社や組織からの推進に沿うものです。

したがって、通常の業務を行いながら、そこで活かすためのスキルアップや資格取得をめざします。

●会社側のメリット

DX(デジタルトランスフォーメーション)などの事業変革に対応しながら、いまある人材や環境で競争優位性を高められる。

●個人側のメリット

働き手としての自分の市場価値を高められ、今後のキャリア形成や昇給・昇格においてチャンスを大きく広げられる。

このように、会社と個人の両方にメリットがあります。

参考:従業員のスキルアップ・リスキリング|厚生労働省

暮らしを楽しむための学び

どのようなリスキリングが求められるかは、それぞれの職種や立場によって異なります。

また、会社から要求されるテーマや課題も、その業種や事業方針によって変わるでしょう。

ただ、暮らしを楽しむための学びは、どのような人にとっても共通しています。

いつもの暮らしを、ちょっと豊かにするためのリスキリングだからです。

とはいえ、大人の学びとして「趣味を増やしましょう」とか「教養を深めましょう」というような堅苦しいことではありません。

また、「自己成長のための自分磨きを習慣にしていきましょう」といった、自己啓発的なものでもありません。

あくまでも「いつもの暮らしを、ちょっと豊かにするため」のエッセンスのようなものです。

わたしはフリーランスライターとして「一人暮らし」×「在宅ワーク」という環境で暮らしをテーマにメディア運営をしているため、暮らしをブラッシュアップする日々の積み重ねが、わたしにとってのリスキリングになっています。

そのような中で得たこと、気づけたことを、暮らしの中での学び直しとして、ご提案します。

資格取得やキャリアアップをめざすためのリスキリングとは少し方向性が異なりますが、どのような方の暮らしであっても、いつもの毎日を自分らしくアップデートするきっかけになればうれしいです。

暮らしの中で学べる7つのおすすめ

ここで紹介する「学び」のポイントは、「できない」を「できる」に、「わからない」を「わかる」にしながら暮らしをアップデートしていくものです。

  1. 食卓を引き立てる
  2. 健康を管理する
  3. 美容を試してみる
  4. 服装を工夫する
  5. 生活を便利にする
  6. 余暇を充実させる
  7. 趣味を向上させる

それぞれの学びの実例や提案とともに、これからの暮らしの中でご活用ください。

食卓を引き立てる

わたしの場合は一人暮らしなので、毎日の食卓に並ぶものにあまり変化がありません。

買い置き、作り置きで、とにかく家事の負担を減らしたいからです。

でも、おいしいものは食べたいので、毎日でも飽きないような工夫をしています。

たとえば、あえて手作りにこだわって自分好みの味にすること。

最近は、ぬか床の育て方を学んで、ぬか漬けを楽しんでいます。

お店だと、キュウリやナスといった定番の野菜は買えますが、自宅だと変わり種にも挑戦できます。

ズッキーニ、かぶら、アボカド、うずら玉子など。

ぬか漬けじゃなくても、どこかのランチやディナーでおいしかったメニューに挑戦したり、おいしいコーヒーや紅茶の淹れ方を研究したり。

いつもの食卓に、ちょっと趣を添えてみてはどうでしょうか。

食卓を引き立てるための学びについては、レシピサイトのほか、クッキング系の動画、AI検索などを活用するのがおすすめです。

健康を管理する

病院へ行くほどの状態ではないけど、万全じゃない体調を回復させたいとき。

わたしは、自分にできる安全な方法でコンディションをととのえます。

たとえば、足腰の筋肉疲労。

近所の散歩や山道のウォーキングを習慣にしているため、ストレッチだけでは不十分なことがあります。

そんなときに健康管理として使っているのが、鍼シールです。

丸いシールの中央に小さな鍼が貼られた健康グッズで、国から「管理医療機器」として認められています。

これまで、ただ患部に貼るだけだったのですが、AI検索で治癒の仕組みを学びました。

本来ならプロから受けるケアでも、場合によってはセルフケアで効果を実感できることがあります。

もちろん、夏バテ防止や風邪予防、冷え対策、腸活、温活など、いろいろな健康管理として日常的なケアの学びに応用できます。

美容を試してみる

簡単なスキンケアやボディケア、ヘアケアなら、いつものバスタイムでもできます。

ただ、いつもの暮らしの中でのアップデートであれば、やはり本来はプロケアに頼ることをセルフケアでできないか試してみるのです。

わたしの場合は、ヘアカット。

くせ毛のベリーショートなので、たとえ失敗してもごまかせるということもあり、かれこれ10年以上セルフカットしています。

まずは画像検索でヘアスタイルのイメージを固め、プロ解説の動画やAI検索を参考にチョキチョキ。

とにかくヘアカットに必要だった時間も経費もかからなくなりました。

いきなりビギナーさんが全髪をカットするのはハードルが高いですから、前髪やトップだけ触ってみたり、ヘアアレンジを楽しんだりするのもおすすめです。

スキンケアやボディケア、ヘアケアにおいても、ちょっとした知識やハウツーを取り入れれば、いつものケアでいつも以上の美容効果が得られるかもしれませんよ。

服装を工夫する

よほどのファッションセンスがなければ、いつもトレンドな装いで出かけるということは得意になれません。

わたしの場合は、とりあえず「似合わない色を着ない」ということを鉄則にして、シンプルなもので無難にコーディネートしています。

あとは、つや感を辛うじて下地で出すだけのノーメイク50代なので、女子力やフェミっぽさは皆無です。

ただ、それなりにイマドキ感や清潔感がほしくて、AI検索で中性的コーデについて学びました。

普段の服装を基準にしながらAIにサポートしてもらい、頭の先から足の先までイメージにぴったりなジェンダーフリーコーデにたどりついたのです。

この方法だと、どのような服装にもチャレンジできますし、いつもの装いを洗練させる工夫もできますよ。

生活を便利にする

生活を便利にするのは、便利グッズだけではありません。

自分にできることを習得して、自分でやってみることも有効です。

わたしの場合は、セルフ車検。

毎回ではないのですが、30代のとき、ずっと憧れていた車を購入したので自分でやってみたくなったのです。

あとは、車検代の節約も狙っていました。

セルフ車検の場合、「車検基本料」や「代行手数料」がかからないため、一般的に1万円〜5万円程度の節約が期待できます。

実際にセルフ車検をやってみると、愛車への愛着がいっそうわくというメリットもありました。

ほかにも、車に関しては、古くなったワイパーやライトの取り替え、スマートキーの電池交換なども可能です。

ハウツー動画やAI検索を活用しますが、車種や年式によって要領が違いますので、車検やメンテナンスについては、事前にディーラーや販売店に相談してみてくださいね。

車以外であれば、エアコン掃除や洗濯機の排水口の臭い対策なども学びながら実践しましたが、こちらも、まずは対応可能かどうかを確認してからがおすすめです。

たとえば、洗車を極めたり、DIYに挑戦したりするだけでも、コストを抑えながら生活を楽しく支えられますよ。

余暇を充実させる

余暇は、仕事や家事といった「やるべきこと」のための時間ではない、自分の「やりたいこと」のために使える時間です。

だからこそ、あくまでも「やりたいこと」を土台にしながら、それを充実させるのがポイントです。

わたしの場合は、ちょうど北中米3カ国共同での「FIFAワールドカップ」が開催されていますので、自宅でのサッカー観戦とともに、解説動画を楽しんでいます。

サッカー選手だけじゃなく、スポーツ紙の記者やサッカーチームの監督経験者、サッカーに造詣の深いファンなどのチャンネル巡りをしながら。

試合前はスタメン予想やフォーメショーンの見立て、勝ち筋などを「予習」して、試合後は振り返りや課題のあぶり出し、今後の対策といった「復習」をします。

もともと熱狂的なファンではなく、サッカーのルールや戦術にも詳しくないですが、世界的スポーツイベントに乗じて学ぼうとすると、なぜかとても楽しめるのです。

このようなロジックだと、スポーツ全般に応用できますし、ドラマや映画、ゲームといったエンタメ、トレッキングやアウトドアなどのレジャーにも活用できます。

趣味を向上させる

新しく趣味を始めたり増やしたりするのではなく、いまの趣味を向上させるために学ぶことにも意義はあります。

わたしの場合は「書くこと」が趣味でもありますから、いろいろなツールを使いながら「書きごと」楽しんでいます。

そこで有効なのが、AI活用です。

たとえば、文章での表現力を洗練させたりするのにもってこい。

なんとなく書きたいことは定まっているのだけど、なかなかビシッと決まらないというような場面ではとても便利です。

また、語彙の幅も広げられるので、本業のライティングワークにも応用できます。

AIを活用すると、どのような趣味でも深掘りできて、より奥深さが楽しめるのではないでしょうか。

学びながら暮らしを楽しもう

木製テーブルの上のコーヒーカップとパソコン

リスキリングは、本来、昇給や昇格、転職などを有利にするための取り組み。

資格を取得したり、専門的な技術を身につけたりして、スキルアップ・キャリアアップを図るものです。

今回は、いわゆる「リスキリング」とは少し違ったテーマですが、どのような人にとっても共通している「暮らしを楽しむための学び直し」をコンセプトにしながらハウツーを紹介しました。

暮らしを「自分らしくととのえる」ことも、それはそれでリスキリングだと考えたからです。

暮らしの「学び」といっても、机に向かうことだけではありません。

暮らしの中で試行錯誤しながら、「できる」や「わかる」を増やしていくこともまた、立派な学び直しです。

年齢とともに自分が成長するように、繰り返される暮らしの営みも、学びながら楽しめたら素敵ですよね。

ぜひ、「いつもの暮らしを、ちょっと豊かにするためのエッセンス」としてご活用いただければ幸いです。

ご興味があれば、50代ビギナーのAI活用という学び直しについてもご参照ください。

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